「ドクターY~外科医・加地秀樹~」堀田茜インタビュー


「ドクターY~外科医・加地秀樹~」堀田茜インタビュー


「ドクターY〜外科医・加地秀樹〜」

取材・文 / 橋本達典 撮影 / 入江達也

米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフ作品で、9月26日よりauの動画配信サービス・ビデオパスおよびAmazonプライム・ビデオ、テレ朝動画にて配信される勝村政信主演「ドクターY~外科医・加地秀樹~」の第2弾に、モデル・タレントで、女優としても進境著しい堀田茜が出演する。

本作は、群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領のよさだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹を主人公とした医療ドラマ。今回は、高額報酬に踊らされた加地が、少女の霊に呪われていると噂される穂野倉病院の当直を引き受けたことから始まる奇々怪々な一夜を、ホラー要素を絡めつつコメディタッチで描いていく。

堀田が演じるのは、病院のPR記事を書くために同院を訪れるゴシップ誌・月刊実話スペクタクルの記者、四谷佳矢子。物語の鍵を握る重要な役を任された彼女に、「ドクターX」シリーズ初出演の感想を中心に、「忙しいけど、毎日が楽しくて仕方ない!」と語る仕事全般の話を聞いた。

堀田茜(ほったあかね)
1992年10月26日生まれ、東京都出身。2009年、第12回全日本国民的美少女コンテストの本選出場を機に芸能界入り。立教大学在学中は、ミスキャンパスにて準ミス立教に選ばれた。2014年、女性誌CanCamの専属モデルに。「ZIP!」「しくじり先生 俺みたいになるな!!」など情報番組やバラエティ番組に活躍の場を広げる一方、2014年に福田雄一が脚本を手がけたスペシャルドラマ「恋の合宿免許っ!」で女優としてドラマデビュー。その後、「家政夫のミタゾノ」「感情8号線」「デッドストック〜未知への挑戦〜」といったドラマに出演し、BEAUTY WEEK FESTIVAL 2017のBeauty Week AWARDでは女優部門に輝く。現在は「世界の果てまでイッテQ!」に準レギュラーとして出演中。公開待機作「不能犯」は2018年2月1日より全国ロードショー。

──「ドクターY」への出演が決まった際の、率直な感想を聞かせてください。

私も両親も「ドクターX」の大ファンなんです。「ドクターX」は、今日本で一番注目されているドラマの1つですし、そのスピンオフに出演できるなんて思ってもみなかったです。事務所の大先輩である米倉さんも特別出演されますし、出演が決まったときは本当にうれしかったですね。両親も一緒に喜んでくれました。

──演じるのは、ゴシップ誌・月刊実話スペクタクルの記者、四谷佳矢子。物語の鍵を握る重要な役ですが、気を配られた点はどこですか?

台本を読んで、キーとなる役どころということで驚きました。また設定では、今の自分より少し歳上の役。監督からも「大人に見えるように演じてほしい」とリクエストされたので、髪形やメイクなどの見た目だったり所作だったり、年齢より落ち着いた雰囲気に見えるように心がけました。27、28歳で、少し仕事も覚えて、編集部では後輩にも指導したりしている女性記者。「今は仕事が一番楽しい!」というような裏設定を自分なりに考えて演じました(笑)。記者役という点では、私自身、昔から雑誌が大好きで、紙をめくること自体が好きなので、お仕事を疑似体験できることがうれしかったですし、こうした取材でライターさんと接する機会も多いので、いろんな方を参考にさせてもらいました。

堀田茜

堀田茜

──加地先生こと、勝村さんとの共演はいかがでしたか?

本当に子供の頃からテレビで観ていた俳優さんなので、失礼なんですけど、最初は「わ、本物だ!」って、心の中で叫んでしまって(笑)。ドラマ「HERO」を熱心に見ていた小学生の私に、教えてあげたい!と思いました。現場でも、それまでの印象ではコミカルな役柄が多かったように思うのですが、今回もそうした笑える部分もありつつ、手術シーンなどの締まったお芝居との演じ分けが本当にすごくて……私なんかが言うのもおこがましいですが、大変勉強になりました。

──加地先生のような男性を、女性としてどう思いますか?

お金に目がない点はちょっと……という感じですけど(笑)、自分の得意分野に限ってはカッコいい。そういうギャップに女性は弱いので、私は嫌いじゃないです。中途半端な男性より、よっぽど素敵だと思います。ギャップという意味では、勝村さんもお芝居となると、当たり前ですが真剣で。カットがかかると常に現場を盛り上げたり、お茶目な一面もあって、すごく素敵でした。お芝居を終えたあとの振る舞いなども見習いたいなと思いました。

──勝村さんはご自身もプレーされていますし、大のサッカーファンです。堀田さんもサッカー関連番組への出演が多いですが、合間にお話をされたりは?

したいなあ……とは思いつつ、現場ではなかなかチャンスがなくて。今回は、私も自分のお芝居だけで精一杯だったので、今度、機会があればお話させていただきたいです。

──1話10分で全6話。回を追うごとに、佳矢子の本当の目的が……という役。演じる上で難しい役だったと思います。

ご覧になっていただければわかると思いますが、佳矢子は“ある目的”を持ちながら病院を取材しているので、それがわかないように……かと言って、わからなすぎないように演じることが難しかったです。ミステリアス……とまではいかないですけど、ちょっと不思議な雰囲気を出せればいいなと思いました。

──今年は、バラエティ番組でも物おじしない姿勢と歯切れのいいコメントで大活躍。ミステリアスな雰囲気に驚く視聴者が多いんじゃないでしょうか。

「ドクターY〜外科医・加地秀樹〜」

「ドクターY〜外科医・加地秀樹〜」より。©テレビ朝日

少しずつバラエティをやらせていただくようになってから、「えっ、あんな表情をするの?」と言われることも増えてきたので(笑)、今回もまた違った意味で驚いていただけると思います。もともと、いわゆるモデル、モデルした感じではなく、ツッコまれたり、いじられたりするほうが居心地いいですし、お芝居のお仕事でも、今回のようなコメディテイストの役をもっとやれたらなと思います。バラエティでは、コント。内村光良さんがNHKでやられているコント番組「LIFE! ~人生に捧げるコント~」に出るのが、今の夢なんです(笑)。

堀田茜

堀田茜

──モデル、タレント、そして女優のお仕事。すみ分けはどうされているのですか?

どれも面白いですし、やっていて楽しいですし、それぞれのお仕事がそれぞれにいい影響を与えているんじゃないかなと思います。バラエティ番組に出させていただいて自分の殻を破ることができた気がしますし、変顔とかも披露したんですけど、あれで怖いものがなくなったと言いますか(笑)。共演者の方や周りのスタッフさんにも「あれ、よかったよ!」と褒めていただいて、自信にも繋がりました。同性から「親近感が湧く」と言われることも多くなったので、それもうれしいです。先ほどのコミカルな役とともに、そうした同性に共感していただけるような恋愛ドラマにも挑戦してみたいですね。

──米倉さんは、今の堀田さんと同じ24歳で女優に。後輩から見てどんな存在ですか?

米倉さんは、少し前にミュージカル「シカゴ」を観に行かせていただいたんですけど、まず存在感がまったく違います。カッコいいのはもちろん、それでいて優雅と言いますか……「本物」という雰囲気。すごく憧れますし、そういう私と同じ歳で……と聞くと、刺激にもなります。今回は残念ながら、直接お芝居をさせていただく機会がなかったので、今後ぜひ、もし叶うのならば「ドクターX」で実現したいです。でも絶対、緊張するだろうなあ(笑)。

堀田茜

堀田茜

──「ドクターX」ならびに「ドクターY」の魅力、面白さはどこでしょう?

観終えたあとすっきりするし、何より米倉さん演じる大門未知子がカッコいいところだと思います。そして加地先生をはじめ、病院関係の先生方みんなが、すごく人間臭いところ。医療ドラマとしてはもちろんですが、人間ドラマが面白いと思います。

──ちなみに好きな先生はいらっしゃいますか?

先生じゃないんですけど、岸部一徳さんが演じられている名医紹介所所長の神原晶さん。岸部さんご自身も大好きな俳優さんですし、普段はオネエ言葉なのに、締めるところは締める。加地先生もそうですが、そのギャップもカッコいいです。岸部さんも直接共演こそありませんでしたが、「ドクターX」という世界観でご一緒できただけで幸せでした。

──最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

「ドクターY」は、ギャップが魅力の加地先生が、時にコミカルに、時に真剣に活躍するドラマ。今回は、ちょっと不思議で、最後にちょっと「おっ!?」と驚くような内容になっているので、楽しんで観ていただきたいです。1話10分で、サクッと観やすいので、ご自宅ではもちろん、通勤通学の途中などにも観ていただいて、その日1日、元気になってもらえたらうれしく思います。

「ドクターY~外科医・加地秀樹~」は9月26日(火)より毎週火曜に1話ずつ全6話配信。

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