「ホリデイラブ」山田裕貴×飯島寛騎×岡田龍太郎インタビュー


「ホリデイラブ」山田裕貴×飯島寛騎×岡田龍太郎インタビュー


「ホリデイラブ」インタビュー

取材・文/映画ナタリー編集部撮影/佐藤類

仲里依紗主演のテレビドラマ「ホリデイラブ」が、テレビ朝日系で毎週金曜23:15(一部地域を除く)から放送中、auの動画配信サービス・ビデオパスで見逃し見放題配信中だ。

本作は、夫に不倫されてしまう妻・通称“サレ妻”である主人公が、夫婦再生を目指し奮闘する恋愛サスペンス。主人公の杏寿を仲が演じ、その夫・純平役に塚本高史が扮する。

ビデオパスでは、杏寿を誘い出す謎の男・黒井役の山田裕貴、純平の後輩社員・小泉と一ノ瀬を演じた飯島寛騎と岡田龍太郎にインタビューを実施。役作りについてや、「夫婦崩壊を防ぐために、杏寿はどうすればよかったのか?」という話題で男子会トークを繰り広げてもらった。

山田裕貴(やまだゆうき)
1990年9月18日生まれ、愛知県出身。2011年に俳優デビュー。主な出演作に「闇金ドッグス」シリーズや「HiGH&LOW」シリーズがある。2017年にはそのほかにも映画「破裏拳ポリマー」「亜人」「あゝ、荒野」など12作が公開されたほか、ドラマ「おんな城主 直虎」「3人のパパ」「僕たちがやりました」にも参加した。2018年には映画「闇金ドッグス8」「闇金ドッグス9」「となりの怪物くん」「あの頃、君を追いかけた」の公開を控えている。

飯島寛騎(いいじまひろき)
1996年8月16日生まれ、北海道出身。2015年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてグランプリに輝く。「仮面ライダーエグゼイド」で、ドラマ初出演ながら主役に抜擢された。2017年11月には、栗山航、塩野瑛久、西銘駿らとともにオスカープロモーション初の男性エンタテインメント集団“男劇団 青山表参道X”のメンバーに。また、2018年2月28日から放送されるドラマ「越谷サイコー」にも出演する。

岡田龍太郎(おかだりゅうたろう)
1993年12月27日生まれ、兵庫県出身。2016年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の準グランプリに選ばれた。2017年には「脳にスマホが埋められた!」で連続ドラマ初出演。さらに同年、「僕たちがやりました」にも出演した。

仮面ライダーから、一気に大人の階段を上った(飯島)

──今日は「ホリデイラブ」キャストの中でも若手の3名にお集まりいただきました。今のところ共演シーンはないそうですが、これまで共演経験はあるのでしょうか?

岡田龍太郎 僕は山田さんと「僕たちがやりました」で共演させていただいたんですけど、そのときもご一緒するシーンはなかったんですよね。

山田裕貴 うんうん。飯島くんとは、プライベートでご飯に行ったら、たまたま一緒のお店にいたことがあって。「あー! (仮面ライダー)エグゼイドだ! 観てるよ!」って言ったのを覚えてます。毎週録画して観ていたので。

飯島寛騎 ありがとうございます(笑)。「エグゼイド」が始まったばかりの頃でした。でも、今回の作品はそれ以来でしたもんね。

山田 そう。その次に会ったのが「ホリデイラブ」の本読み。共演シーンもなくて、今年初めて会ったので、今日が「あけましておめでとうございます」状態です。

飯島岡田 あけましておめでとうございます(笑)。

──役が決まったときの心境はいかがでしたか? まず山田さんは、仲里依紗さん演じる主人公・杏寿とスピリチュアル系アプリで出会い、近付いていく謎の男・黒井役でしたが。

山田 もちろん、人妻をけしかけてホテルに行ったことはないので……。

一同 (笑)

山田 ついにこういう役が来たか、という気持ちでしたね。普段はやんちゃしてる役か恋が叶わない役が多くて、大人っぽく女性を誘い出すような役は初めてだったんです。主人公を誘惑するってことは、視聴者の方に「この人にだったら付いて行ってしまうかもしれない」と思わせなければいけないので、すごく難しいなと思いました。

──夫・純平に不倫されて傷ついた杏寿を、見事な手口で誘惑していきますね。

山田 人は、弱っているときに何が欲しいんだろう?って考えましたね。顔がカッコいいからって付いて行くのは簡単ですけど、そんな状況じゃないですから。やっぱり楽しい人とは一緒にいたくなるじゃないですか。僕はすぐにふざけちゃう根っからの三枚目なので、カッコつけることができないんです。だから自分から出てくるものをシンプルに演じて、説得力を持たせられたらいいなと思っていました。

──飯島さんは、「仮面ライダーエグゼイド」終了後、初めて世に出る映像作品となりましたね。塚本高史さん演じる純平が働くゼネコンの後輩社員・小泉駿役を演じられました。

飯島寛騎

飯島寛騎

飯島 不倫ドラマと聞いたときは、ライダーが終わってすぐだったので、一気に大人の階段を上ったなというのが第一印象ですね(笑)。僕が演じる小泉は不倫しないんですけど、純平さんの不倫相手・里奈さんに一目惚れする役で。年齢も一番下で、かわいい後輩像を作りつつ、26歳独身男のピュアな恋心を表現していければなと思いました。出演シーンは決して多くないんですが、いただける限りのシーンで細かく出していきたいなと。

──同じく純平の後輩社員・一ノ瀬真人役の岡田さんはいかがでしょうか?

岡田 一ノ瀬自身は不倫には関わらないので、純平さんと小泉と一緒に、わちゃわちゃ楽しめる男子校的なノリを意識しました。あと一ノ瀬はガサツで女に飢えているという役なんです。女の子との出会いもない職場に里奈がやってきて、ガッツいてしまう一ノ瀬の嬉しさを想像しながら演じました。

「純平さん、不倫してたのか!」という純粋な驚き(岡田)

──「ホリデイラブ」は1月26日から放送がスタートし、まもなく第3話の放送を迎えます。不倫される側の杏寿、する側の純平と里奈、さらに里奈の夫である渡といったさまざまな人物の心情が描かれていましたが、第1話を観てどのキャラクターに感情移入しましたか?

岡田 僕は純平さんですね! 普段僕は、現場でも先輩としての純平さんしか観ていないので、まず「こんなこと(不倫)してたのか!」と純粋に驚きました。純平さんが抱えている葛藤も観ることができたので、僕らといるときの純平さんの演技とつながるところもあって。

岡田龍太郎

岡田龍太郎

──本当の上司の、知りたくない一面まで知ってしまった気持ちですね(笑)。

岡田 そうそう、そうです!

一同 (笑)

飯島 僕が観ていて胸が苦しくなったのは、中村倫也さん演じる渡さんの登場シーン。杏寿に純平の不倫を教える場面です。この先の展開を知っているので「ついにこの日が来たんだ!」って思いました。僕はお二人と今のところ共演シーンがないからこそ、知らない世界で起こる揉め事を楽しみにしています(笑)。

山田 「ホリデイラブ」って、誰にでも共感できる作りになっていると思うんです。今のところ「里奈、悪っ!」って思いますけど、彼女の行動も純平のことをまっすぐに愛してしまっているからこそなので、気持ちがわかる部分もあるし。渡さんは、里奈を責め立てすぎてサイコパスって言われてますけど(笑)、あれも愛情の裏返しですし。

飯島 うんうん。

好きなのは……よくしゃべる犬タイプ?(山田)

──特に杏寿に感情移入する視聴者もいると思います。夫婦崩壊を防ぐために、杏寿はどうしたらよかったのか、男性目線でアドバイスをするとしたら?

山田 いや、男が悪いんじゃないですかね?

飯島 うん、男が悪いと思う!

山田 杏寿は悪くないですよね。黒井についていってしまったことは悪いけど、そこがなければ完璧でしたよね。

──そんな杏寿も、「自分は夫に女として見られないんじゃないか」と悩んでいました。

飯島 ありましたね、杏寿が美容院にいって髪型を変えても、純平さんはそれに気付かないで「ごはんおかわり」って言ったりして。……結果的に男が悪いんじゃない?

山田 でも、女性の髪型やメイクの変化に気付けないことって、よくありそうじゃない? だから、さびしいなって思わせちゃうことはありそうだなあ。

岡田 そうですよね。

飯島 そういう面で、里奈さんはすごく上手なんだろうなって。「かまって!」って大胆に言えるわけですから。

山田 あれはもう、すごいよ。

岡田 杏寿は、純平に対して冗談で「浮気したらあそこちょん切ってトイレに流すからね!」って言うじゃないですか。そう言ったことを、本当にやるべきだったんじゃないですかね?

一同 (笑)

岡田 ちょん切るのは無理ですけど、制裁を加えればよかったんじゃないかなあって。

飯島 おっかねえ!(笑)

山田 そのセリフがあったの、里奈からのメールを見てしまった杏寿が、純平に問い詰めるシーンだよね。でもそうやってごまかすんじゃなくて、もっとうまく聞き出せばよかったんじゃないかな。聞き方にもいろいろあるじゃないですか。「この人誰!?」じゃなくて、「ねーえ、この人だあれー?」みたいな。

一同 (笑)

山田 杏寿も素直に「さみしいよー」って言うとかね。

岡田 ちょっと素直じゃないところはありますよね。

飯島 もちろん人それぞれ、性格は違いますけどね。犬と猫の違いみたいな。猫って待ってることが多いけど、犬は自分からキャンキャン行くじゃないですか。だから性格にもよるけど、たまには勇気を振り絞って自分から行くのも大事なんじゃないかな。だって男からしたら、勇気を振り絞ってくれるなんて、うれしくないですか?

──今のお話からすると、飯島さんは猫タイプより犬タイプのほうがお好きということでしょうか?

飯島 うーん、そうですね(笑)。時と場合にもよります。でも甘えてくれる女性を嫌いな男は、たぶんいないと思いますよ。

山田 僕は、素直に言葉にできる女性がいいですね。男女関係なく、嫌なら嫌、うれしいならうれしいって言える人が好きです。相手のことを気遣って言わないのって、結果気遣えてない気がするんですよね。相手のことを思うならちゃんと言ったほうがいいなって。だから……犬タイプがいいってことなのかな?

山田裕貴

山田裕貴

岡田 猫ではないです!

山田 よくしゃべる犬?

一同 (笑)

岡田 僕もどっちかというと犬タイプが好きですね。猫ってそっぽ向いたりするから、感情が読めない。でも犬は信頼関係を構築できる感じがするじゃないですか。

山田 でもさ、めっちゃ甘えてくる猫だったらどうするの?

飯島 いやあ、めんこい。

一同 (笑)

飯島 でも猫ってだいたい、来てほしくないときに来るんですよね。僕、実家で猫を飼ってるんですけど、来てほしいときは逃げるんですよ。たまに甘えてくるのはやっぱりかわいいんですけど……。そこが犬にはないギャップかも。

どうやって“夫婦再生”していくのか、僕らも楽しみ(山田)

──では最後に、「ホリデイラブ」の見どころをお願いします。

左から飯島寛騎、山田裕貴、岡田龍太郎。

左から飯島寛騎、山田裕貴、岡田龍太郎。

岡田 はい。もちろんメインは不倫劇です。でもその中のスパイスとして、僕ら男同士のわちゃわちゃ感や、そこで自分の気持ちを隠そうとする純平さんの葛藤を楽しんでいただけたらと思います。

飯島 ご近所さんとか、現実にもけっこうありえそうな話だと思うんです。不倫はもちろんよくないですけど! 僕が演じる小泉はたぶん不倫しないんですけど……。いや、しないと思うんですけど……。

山田 なんで言い直したの!? 逆に怪しいよ?(笑)

飯島 いや、原作マンガが続いているので、まだわからないじゃないですか!(笑) まあ純平さんのことを、後輩らしく支えていきたいと思います。

山田 ドラマの中で起こる揉め事も、それぞれ好きって気持ちが募ってのことだと思うんです。純平さんはちょっとやらかしちゃうけど、ちゃんと夫婦関係を持ち直そうとする。一回壊してしまったものをもとに戻すのって難しいですけど、どうやって“夫婦再生”していくのか、僕らも楽しみですね。

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